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メンタル面

デイトレで動きが止まってしまう人の心理状態とは

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デイトレをしていると、突然手が止まってしまうことがあります。松井証券では、デイトレーダーのデータを毎月出してくれています。しかも勝ってる人と負けてる人でデータ分けされています。

そのデータも踏まえて動きが止まってしまう人の心理状態を考えてみましょう。

デイトレで勝っている人の保有時間

もちろん毎月データは変動していくわけですが、デイトレで勝っている人の銘柄保有時間は、負けている人と比べてリカク時が少し長くなり、ロスカットが早くなる傾向にあります。

リカクは伸ばせて、ロスカットは傷が浅いうちに出来ている傾向にあるわけです。

しかしそれでもリカク時の保有時間に対し、ロスカット時の保有時間は1.5~2.0倍くらい長くなっています。やはり含み損を耐える時間の方が長くなってしまっているのです。

手が止まってしまっている時間が長いのは含み損時だということがよくわかりますね。

デイトレで負けている人の保有時間

デイトレで負けている人、デイトレで勝てない人はリカク時の保有時間が短くなり、ロスカット時の保有時間が大きく伸びる傾向にあります。含み損に長時間耐えているようです。

長時間耐えてのロスカットとなるとやはり大きなロスカットになっている可能性が高いです。

典型的な損大利小タイプ、コツコツドカンタイプということになります。

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含み益を伸ばすことは出来ずにさっさとリカクし、含み損になると手が止まってしまい、なんとか助かって欲しいとお祈り投資法をしてしまうケースが多くなっているのがわかります。

デイトレの勝率の差

毎月興味深くこの松井証券の一日信用取引データを拝見しているのですが、一番面白いと思うのは、デイトレで勝っている人も負けている人も勝率がほぼ同じだということです。

むしろ負けている人の方が勝率が良い月も多いです。

エントリー回数はわかりませんが、勝率が同じくらいなのに結果に大きな差が出るのはどこでしょうか。

これはリカク時の差益率、ロスカット時の差損率に大きな差がありました。

デイトレで勝っている人に対して負けている人はリカク時の差益がやや少なく、ロスカット時の差損がかなり大きくなっているのがわかります。

このデータを簡単にまとめてみましょう。

  • 1回1回の取引で勝率はほぼ変わらない
  • リカクまでの時間はデイトレで負けている人の方が短い
  • ロスカットまでの時間はデイトレで負けている人の方がかなり長い
  • 勝っている人も負けている人もリカクよりロスカット時の方が保有時間は長い
  • 負けている人はロスカット時の差損率がかなり大きい

こんなところでしょうか。過去に『諦めること』の重要性について書いたことがあります。

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諦めてしまえばそこから反撃に転じることも出来るわけですが、なかなか自分のミスを受け入れられずにズルズル結論を先延ばしにすることでどんどん損失が膨らむわけです。

まさにデイトレで負けている人のデータの通りですね。

お祈りしている時間は余力も限られますし、心の余裕もありません。ですから新規トレードはなかなか出来ず、出来たとしてもいたずらに損失を増やすだけになる可能性が高くなります。

デイトレで動きが止まってしまう人の心理状態

ハッキリ言ってそのようなお祈り状態になってしまえばなかなか復活は出来ません。

ロスカットを躊躇して先延ばしになってくると、ある程度どこかで自分が納得出来るリバウンドがあるか、もはや取り返しのつかない額の含み損になるかのどちらかでしか売れません。

さらに保有時間は長くなっていきます。

これはもう人間の本質的な部分であり、こうなってしまってはどんなにデイトレ熟練者であってもなかなか抜け出すことは出来なくなってしまいます。

  • 「なんとか今回だけでも助けて欲しい」
  • 「奇跡が起きないかなぁ」
  • 「お願いします!」

心理状態はまさにこんなところでしょう。

また、赤文字にしましたが「なんとか今回だけでも助けて欲しい」と願い、実際に助かった場合は次もまた同じことをするはずです。そしてこう願うのです。

「前回助かったから今回もいけるかも」「あと1回だけ助けて下さい」と。

都合の良い話ですよね。でも心当たりはありませんか。私は自分で何回もこの経験をしました。

デイトレで動きが止まった瞬間を考える

含み損が大きくなり、お祈りが始まった後はもはや成行任せ。自力でどうにかすることなど出来ません。デイトレ熟練者にもどうにも出来ない部分があるわけですね。

では、前述のようなデータの差はどこにあるのでしょうか。

エントリーポイントにそこまで大きな差があるとは思えません。どんなに負けている人でも経験を積めば色んなパターンを学習するわけですから、エントリーポイントは良くなっていくはずです。

それでもコツコツドカンのドカン率に大きな差が出るのはなぜか。

それはデイトレ熟練者ほど、デイトレで動きが止まったその瞬間に危険を察知し、泥沼化することを回避するからです。

  • 勝率はほとんど同じ
  • 勝っている人でもロスカット時の方が保有時間は長い
  • ロスカット時の保有時間は負けている人の方がさらに長い
  • ロスカット時の差損率は負けている人の方がかなり大きい

このデータを冷静に分析すれば、勝っている人も負けている人もエントリー精度はそこまで変わらないように思います。しかし勝っている人はそのミスをすぐに受け入れる傾向がありそうです。

デイトレで勝っていようが負けていようが、泥沼化すれば皆凡人です。

ですから、泥沼化する前、まずい!っと思ったその瞬間の行動こそがデイトレで勝てるか勝てないかを分ける最も大きな分岐点になるのではないでしょうか。

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データというのは面白いもので、とても勉強になるものだと思います。

正直なところ、このデータを見られるだけでも松井証券を開設する意味があると思います。デイトレードツールも優秀で、一日信用取引の手数料も無料ですから最強の証券会社だと思います。

また、データというのは本当に冷静に過去を分析してくれます。

株ブログなどをつけること、そしてきちんと細かい反省を書き記して残すことで自分による自分だけの自分のためのデータが出来上がっていくことになります。

全体データだけでもこれだけ勝つためのヒントを得られるわけですから、是非自分だけのデータを作ってデイトレ勝ち組に近付けるよう努力していきましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。デイトレで勝っている人も、負けている人も同じ人間であり、そこに大きな優劣などないはずです。実際に心理面を抜きにした株価の読みなら対等だと思います。

それでも結果に大きな差が出てしまうのはやはりまずいと思った時にきちんとした行動が取れるかどうかという点だと思います。自分のミスを受け入れること。

これは簡単なようですごく難しいことです。

自分のミスを素直に受け入れ、泥沼化する前にロスカット出来るようになれば、デイトレで勝てるようになるのも近いかも知れませんね。


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