今回は精神コントロールをして負けないデイトレーダーになろうというテーマです。勝ち組デイトレーダーになるためにも、まずは負けないトレーダーにならなくてはなりませんね。
欲張らず、負けない手法を身に付けてから勝ち組を目指しましょう。
もくじ
成功後のことをイメージしない
成功者は語りますよね。「成功後の自分を想像出来ていたからこそ」と。これが出来る人は本当にすごいと思います。私など、すぐにダメな自分を想像してしまって全くうまくいきません。
よく想像することはするんです。
- ここであの株を〇〇株買ったら、こうなってたなぁ
- そうしたら今いくら持ってるのかぁ
- そしたらそれをここに投資すればこうなるな
- うわ、そしたらこんな・・・
はぁ・・・。想像とかいうレベルでなく、単なるタラレバですね。そしてこういう思考回路は大体自分の投資スタイルを崩す原因になります。
よほど選ばれた人間である自信がない限りは、このような想像はしないことをオススメします。
恐らく成功後の自分を想像というのは、明確に想像できる状態でなければいけないのだと思います。私の妄想は常にぼんやりだからいけないのかも知れません。
退場後の自分をイメージする
濃いですねぇ・・・濃い。こちらのイメージはどうでしょうか?私はけっこう簡単に出来ると思います。私は2006~2007年にかけて、この退場後の自分を明確に想像することが出来ました。
そして結論として「絶対に嫌だ!」にたどり着きました。
私を例にしてみましょう。
- 生活費さえ失って退場
- 就職活動
- 会社に縛られて生きる
- 毎朝満員電車
- 上司にヘコヘコ
- 取引先にヘコヘコ
- 寝るためだけに帰ってくる
- 毎晩満員電車
・・・
・・・・・・
嫌だ!嫌すぎる!絶対に嫌だ!
そう思いました。すみません。サラリーマン、会社勤めの方を否定しているわけではありません。気に障られた場合は謝罪いたします。申し訳ありませんでした。
私は朝が弱く、乗り物にも弱いので、満員電車が本当にきついのです。高校時代、満員電車で吐き気に耐え切れず電車から降りたこともあります(なんとかセーフ)。
長時間の満員電車を避けるために、通学ルートの路線を変更したくらいなんです。
そういう意味で、会社勤め、サラリーマンは絶対嫌だ!となったのです。そしてこの姿、退場後の姿を想像するというのは、どなたにとってもそんなに難しいことではないと思います。
don't want toの想いは強い!
〇〇したいというwant toよりも、〇〇したくないというdon't want toの想いは強くなる傾向にあります。
願望よりも、それだけは嫌だという想いの方が強いということです。身近なもので想像していただけば、この理論に共感もいただけると思います。
本当に稚拙な例を出しますが・・・
- ケーキ食べたいなぁ
- ピーマン嫌いだから絶対食べたくない!
これ、どちらの想いが強いですか?
絶対ケーキ食べたい!や、ピーマン嫌いだし食べたくないなぁ・・・とは、なかなかならないですよね。
ほとんどの場合、願望はぼんやり、否定は強烈に、となるのです。
〇〇するくらいならロスカットする!
私はこの部分が「会社で働くようになるくらいならロスカットする!」だったのです。
ついつい含み損になると耐えてしまう癖がありました。そしてこれは誰にでも共通することだと思います。
含み益には耐えられない(売ってしまう)のに、含み損にはいくらでも耐えられてしまうのが人間だと思います。これでは永久に勝てるようになりませんよね。
ですから、それを打破するには、物理的な何か、もしくは精神的に強烈な何かが必要なのです。
私は、自分が満員電車で通勤する姿を想像し、そこで感じる苦痛を明確にイメージし、そうなる可能性を少しでも低く出来るのなら、ロスカットも喜んでしよう。そう考えたのです。
あなたにとって、株を諦める、デイトレード、デイトレーダーとして生きることを諦める。相場から退場するということは何を意味しますか?
人それぞれ違うと思いますが、皆苦しい未来をイメージすることになると思います。
大事なのは、今日の結果でなく、明日からの展望。「イマ」ではなく「未来」というイメージを持ちましょう。
もちろん、ロスカットが出来るようになれば負けなくなるというわけではありませんが、多くの人がロスカット出来ずに苦しんでいるのは事実です。
ロスカットが出来ない人はコツコツドカンに苦しむわけですね。コツコツドカン特集はこちらにありますので、是非お読み下さい。
後がなくなってしまっている人は特にこの方法を試して活路を見出して欲しいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。「〇〇よりマシ」という考え方は、株やデイトレードに限らず色々な場面で使うことが出来る精神コントロール手法の1つです。
是非試してみて下さい。私はこれで人生最大のピンチを切り抜けることが出来ましたので絶対のオススメです!
そのピンチはまさに昨日のこれですね。
-
IPOスイング株式投資・終了
このコーナーは私の大損エピソードで続き物です。連続ドラマのようになっていますので、是非最初からお読みいただければと思います。 こちらのカテゴリーから見ることが出来ます。 大損エピソード もくじ1 パチ ...