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コラム

東証グロース市場、マザーズ指数暴落もコロナショック後と違う理由

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市場再編が行われて以降、東証グロース市場Core指数は下落の一途をたどっています。当然同じ動きとなるのが既存のマザーズ指数で、2022年はとんでもない下落となってしまっています。

以前より個人投資家は新興市場の中、小型株を好んで売買する傾向にあります。

それゆえ2022年の個人トレーダーのパフォーマンスはかなり低下していることが予想されます。

実際年明けより閑散相場となる日が多く、1日で見ると『暴落』と言える日はそんなに多くなく、毎日下げ続け、少し長めのスパンで振り返るとなるほど、暴落だと納得する流れです。

こちらの動画は1月27日に公開されたもので、2022年の早い時期からこの危険な状況を察知することが出来ました。

地合いに左右されにくいデイトレードであっても、2022年相場はかなりやりにくいものとなっています。そして今後もまだしばらくはそういう状況が続くのではないかと思います。

その理由についても1月に察知出来る状況でした。記事末にも動画を載せておきます。

コロナショック後に訪れたコロナバブル

2020年3月にはコロナショックが起こり、その直後にコロナバブルへと突入しました。

リーマンショックを超える短期間での下落率を見せたコロナショック、これはここ10年以上を見て、スイングにとって最も難易度が高い相場になっていたことを意味します。

しかしその直後から始まったコロナバブルでは2013年アベノミクス初期と同じかそれ以上の暴騰を見せており、スイングにとって最も難易度が低い相場になっていたことがわかります。

とんでもなく難しい相場が起こり、直後にイージー相場入りしたわけです。

もちろんデイトレーダーから見るとその限りではありませんが、パニック時もバブル時も多くの出来高を伴うので、どちらの相場もデイトレードに適していたと言えます。

経済的に言えばコロナショック後に行われた異次元金融緩和により、金余りの状況が出来、多くの投資対象が投機対象のように大きく買われ、それが循環したことが大きいでしょう。

しかし個人投資家が一気に流入したことも見逃せません。

コロナショック時のことを覚えているでしょうか。

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テレビで連日のように株価の暴落を報じていました。日経平均株価が25,000円を目指していた中で起こったコロナショック。これにより16000円台前半まで一気に売り込まれました。

近年株価が上昇していたこともあり、この下落をチャンスと捉える目線での報道が多くなりました。

NISA枠を使用するチャンスという言い方も見ました。

元々日本人は逆張り体質のため、多くの新規個人投資家が市場に入ってきました。

テレワークの普及によるデイトレーダーの増加

実はこのコロナショックの直前、専業デイトレーダーは絶滅危惧種というような記事もありました。

そのくらいデイトレをする人がいなくなってきていたわけです。

しかしこのタイミングで一気に株式市場のデイトレードは活気を取り戻しました。

YouTube等のライブ配信で実際のトレードを見せる人も出てきた影響も大きいことと思います。今まで聞いたことはあってもどういうものか全くわからなかったデイトレード。

これを実際に見ることによって面白そう、自分にも出来そうと感じる人も出てきたことと思います。

コロナショック時に緊急事態宣言が出され、テレワークが普及したことも大きいです。

普段市場開場中はパソコンで株価を見ることが出来なかったサラリーマン層が仕事の合間でデイトレードを始めたという話も聞きました。本当はいけないと思ってもそういう人は少なくありませんでした。

また、その直後からコロナバブル入りしたこともあり、「デイトレは稼げる」という認識も多くの人に植え付けられた可能性が高いです。『地合いの恩恵』と理解するのはまだ後のことです。

アベノミクスバブルでもそうでしたが、バブルの後にはきつい相場になりやすいです。

「バブルが弾けた後に残ったお金が本当の利益」と言われるように、バブルと崩壊までをセットに考え、攻めと守りのバランスをきちんと取る必要があります。

2022年のマザーズ指数下落について

さて、2022年の相場は厳しいという意見が多くなっていますが、日経平均株価に目を向けてみるとどうでしょうか。昨年末が約28,800円で、2022年5月末が約27,300円です。

そうです、実はほとんど下がっていないのです。

報道番組、ニュース番組では時々大きな下落を報じていますが、日経平均株価においてはすぐに大きな戻りも入り、長めのスパンで見れば全くと言っていいほど落ちていません。

対して個人投資家が好むマザーズ指数は昨年末が約988ptで2022年5月末が約671ptです。

30%以上の下落ですが、指数が30%下落したということは、中小型株の中には50%以上下落、つまり半値以下になってしまった銘柄も珍しくないということを意味します。

経済、株式市場に特化した番組ではなく、通常の報道番組、ニュース番組でこのマザーズ指数暴落を取り扱ったところを見たことがあるでしょうか。

私はマザーズ指数、グロース市場の下落を大きく報じた場面は1回も見ていませんので、もしあったとしてもそれは本当に数えるほどのものではないでしょうか。

今回のように新興市場だけの下落であれば、ニュースで大きく取り上げてくれません。

これはつまりコロナショックの時のように世間が「株価の下落」を知る機会がないことになります。当然チャンスと煽るニュース番組も出てきません。そして当然のことながらバブルでもありません。

新規参入者が少なく、バブル時のイージー相場から一転難しくなっている現在、出ていく人は増えています。

そうなると必然相場参加者は減少傾向になります。

参加者の減少は出来高の減少に直結し、出来高の減少はボラティリティの縮小につながり、デイトレードのやりにくさにつながっていきます。それゆえ2022年は厳しい年となっています。

2022年後半の相場

先のことは当然わかりません。何か大きなニュースがあれば一気に雰囲気も変わりますから。

しかし現状を見るとこの出来高の減少は過去のバブル後と同じ流れをたどっているところもあり、しばらくは厳しい相場になっていくことが予想されます。

アベノミクスの2013年→2014年、バイオ株ゲーム株バブルの2016年→2018年、仮想通貨の2017年→2019年のようにバブルで一気に膨れ上がった市場から人が去っていくフェーズではとても厳しい局面となります。

どんな地合いにも左右されにくいデイトレ唯一の弱点とも言えるボラティリティの低い相場になりやすいのがこの閑散相場です。

うまくいかない時期をなんとかしようとあがいて努力することも1つの手です。

そしてうまくいかないことを受け入れ、その時期を他のことに費やすのもまた1つの手です。

こういう時期の過ごし方で未来もまた変わってくると思います。

私は他のことに着手しつつも、相場は常に見続けていくつもりです。

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まとめ

いつまでも続くと思っているような良い相場も気付けば突然やりにくくなり、勝ちにくくなってしまうこともあります。うまくいってる時こそ頑張るべきというのが私の持論です。

しかしうまくいかない時もやはり頑張らねばと思うようになりました。

厳しい相場は続くと思いますが、生き残ってさえいればまた次の大きなチャンス相場にも巡り合えるはずです。厳しい時こそ前向きに頑張って相場に、他のことに臨んでいきましょう。


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