7月1日に江戸バースの日本円土地セールがありました。そして7月7日には仮想通貨USDCによる土地セールも控えています。私自身参加はするつもりです。
しかし多くの資金を入れるつもりはありません。
個人的に考える江戸バースの良い点、悪い点を書いていきたいと思います。
事実を書いた上で、個人的見解、感想も含めて書いていきます。
最終的なご判断は自己責任で行って下さい。
また、記事の中にも書いていますが、1日の日本円セールよりも7日に予定しているUSDCセールの方が割安で買えます。私が実演した準備動画もあります。
私は日本円セールの申し込みはキャンセルし、こちらの割安な仮想通貨USDCセールで購入する予定です。
しかし早押し勝負となった場合など買えなくなるリスクもありますので、確実に手に入れたい方はそのまま日本円セールの申し込みで振り込むのがいいと思います。
買えなくなるリスクはあっても、安く仕入れたい方におすすめです。
もしも10区画買おうとしたら日本円セールならば825,000円、USDCセールだと758,000円くらいで買える計算になりました。(送金手数料等考慮済み)
メリット・デメリットを理解した上でUSDCセールに参加したいと思った方は土地の買い方記事や準備の実演動画等をご利用下さい。
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江戸バース土地の買い方と絶対に準備しておくべきこと
※7月7日7時7分(日本時間16:07)よりUSDCセールが始まります。 準備の仕方は当記事もしくは下記動画にあります。今からだと間に合わないかも知れないという時間のない人も、当記事上部に急ぎでも間に ...
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記事や動画の通りに真似をするのに必要なのは以下の仮想通貨取引所です。
もくじ
江戸バースの良い点・悪い点
まずは私の考える江戸バースの良い点、悪い点を箇条書きにし、そこから詳しく話します。
江戸バースの良い点
- 日本発のNFTゲーム
- 今後も土地セールがある
- 江戸時代・忍者は海外でも人気
- 初期の土地発行は時価総額がさほど大きくない(9690区画で8億円弱)
- 株クラでしか話題沸騰となっていない(仮想通貨界では無風に近い)
江戸バースの悪い点
- 情報に不透明な部分が多い
- 今後の土地販売計画(重複)
- リリースが1年半も先
- 仮想通貨界で話題になっていない(重複)
- うまくいきそうになればライバルも出る
まずは悪い点と思う情報から処理していきましょう。
江戸バースの悪い点
江戸バースのデメリット部分を先に書いていきます。私自身も江戸バースの土地は購入予定ですので、決して悪い印象を与えることが目的ではないことご了承下さい。
NFTゲームは投資、投機という性質上リスクも大きいです。
事実をきちんと知り、その上での判断が重要になります。
ゆえに良い点、悪い点を改めて整理することが目的となります。
江戸バースの情報は不透明
通常、NFTゲームというのはHP上に開発メンバー、協力企業やスポンサー、アドバイザーのような名前がズラリ並んでいます。江戸バースにもチームメンバーは載っています。
しかし協力企業のようなものが見当たりません。
これはちょっとしたアドバイス1つでも名前が載ることもあるのであまりアテにならない情報ですが、どういう企業や協力して進めているのかわからない部分も多いです。
NFTゲームという新しいジャンルゆえ、購入者側は多くの不安を抱えながら参加します。
その上で情報も不透明だと不安はさらに募ります。
実際にツイッター上でもこのあたりの情報を出して欲しいと要望を出している方が何人もいましたが、開示されないまま土地セールを迎えてしまいました。
リリースが1年半後で土地セールは今後もある
7月1日と7日で行われる土地セールでは9690区画を上限としています。
1区画あたり日本円セールでは82,500円、USDCセールでは500USDC+0.05ETHなので約75,000円です。(送金手数料等考慮せず。冒頭の10区画計算は手数料考慮済みです)
決して安くはないですが、NFTゲームの土地としてはまぁ普通か安い方です。
9690区画というのも、トータルであれば多い部類ではありません。
しかし今回の売り出しは皇居の東側、東京駅周辺に限った区画です。
こちらをご覧下さい。
7月には江戸バース内のトークンとなる Edo Coban および Edo Zeni の発行のた
めのコンサルテーションを行うと同時に、江戸バース内の皇居東側東京駅周辺となる土地
の NFT の販売にかかるコンサルテーションを行う予定です。同時に江戸バース内に組み込む 100 のギャラリースペースとなるアートコンプレックス事
業を展開し、ギャラリースペース賃貸収入を得ながら自身で開発予定の NFT アート及び
NFT 商品を販売していきます。以降、3ヶ月毎に江戸バース内の土地の分譲にかかるコンサルテーションを実施しながら、
2023 年末に正式に公開予定の Play-to-Earn 搭載のゲーム機能を有した仮想空間となる江戸
バースのオープンのために継続的なコンサルテーションに従事する予定です。
以降、3ヶ月ごとに江戸バース内の土地の分譲にかかるコンサルテーションを実施とあります。つまり初回販売の9690区画とは違った地域の土地が販売される予定です。
ゲーム正式リリースが2023年12月とかなり先である中、今回の土地セールに限らず江戸ゼニのようなトークンセール、さらに違う地域の土地セールも行われていくことがアナウンス済みです。
壮大なスケールと言えば聞こえはいいですが、昨今超有名ナンバーのソーシャルゲームでさえ数年でサービス終了(サ終)を迎える状況です。
そんな中でこれだけのスケールで何年も超流行らせるほどの秘策があるのか疑問は残ります。
東京駅周辺だけで9690区画となると、関東だけならまだしも土佐や薩摩など全国規模の土地が売られてしまったら時価総額はとんでもないことになってしまいます。
株式市場を見ている身としてはここは大きな不安要素です。
ただ、土地セールが今後もあるというのは悪いことばかりではありません。
こちらは良い点のところで後述します。
仮想通貨界・NFTゲーム界では話題になっていない
NFTゲームについてあまり知らないという方は是非色々と調べてみて下さい。
私もつい数か月前までは世界中にこんなにもNFTゲーム、Play to Earnゲームが出ているとは思っていませんでした。本当にとんでもない数のNFTゲームがあります。
稼ぐことを大きな目的として参入する人も多いので、ゲームの面白さよりも稼げるかを重要視されることが多くなります。両立出来ていればもちろん最高ですが。
eスポーツとはまた別の形でプロゲーマーのような人たちも出ています。
そんな中で次に稼げるゲームは、面白そうなNFTゲームはどれだと色んなところで話されているわけですが、そういう界隈で江戸バースの話は全く見ません。
どうしても株式市場に身を置くと、あたかもすごい話題であるように感じてしまいますが、NFTゲーム界隈としては本当に全くと言っていいほど話題にないのです。
つまり初期の土地セールで買われる9690区画のほとんどは世界の人ではなく日本人、それも仮想通貨やNFTゲームに精通している人より株関連の人である可能性も否めません。
これに関しても悪い点だけでなく良い点にもなり得ると考えています。
しかしデメリットという観点からするとやはり不安です。
例えばクレープが大人気として、新しいクレープ屋が出来るのに、クレープ好きの中では話題にならず、和菓子好きの人たちの中で話題になっていたらどうでしょうか。
ちょっと違うんじゃないかと思ってしまいますよね。
強ライバルの出現も予想される
現時点でNFTゲーム界隈で話題になっていないということは、残念ですが知られていないわけでなく期待されていないと考えるのが普通です。
江戸バースにはこの事前の下馬評を覆す活躍を見せて欲しいところですが、そうなったらそうなったで一気に類似ゲームの作成が進むはずです。
上半期有名になったMove to Earn(M2E)のSTEPNも、ものの数か月で信じられないくらいの類似ゲームがリリースラッシュとなっています。
江戸バースも当然日本人だけでなく、全世界の人をターゲットに作っているはずです。
そこでもし人気となれば「江戸は儲かる」「忍者は儲かる」「タイムリープいいね」となり、多くの類似アプリ、ストレートに言えばパクリアプリが出る可能性もあります。
ヒットしなければ地獄、ヒットしてからもこういう困難があります。
クオリティーで負けないようにすればもちろんここは乗り越えられるわけですが、ここでもう1つP2Eゲームのデメリットが出てきます。
やはり稼ぐことをメインで参入する人が多いので、稼げなくなったら関心を失う人も多いです。
ここはソーシャルゲームと同じで、ゲーム内をインフレさせたり、アイテム等をBurn(焼却)させていかないことには需給だけで人気を保つことは出来ません。
そんな中で似たコンセプトのゲームが出てきて、そちらのが稼げるとなったら意外とコロっと移ってしまうのもまたNFTゲームの住民です。
簡単なようでここのハードルもかなり高くなると思います。
また、それだけでなく、メタバースが受け入れられると感じた場合、様々なコンセプトのメタバース関連が日本でもリリースされることになると思います。
パイは限られているわけですからその取り合いで勝ち続けることも課題ですね。
江戸バースの良い点
ここからは江戸バースの良い点を見ていきましょう。
日本はアニメーションやグラフィックなど世界の中でも最先端です。
これまで日本人の関わったNFTゲームはいくつも発表されていますが、ここまで日本メインとして開発されているゲームはありませんでしたので期待が高まります。
そして江戸時代へのタイムリープ。私の大好きだったJin-仁-もそうですが、大河ドラマも根強い人気があり、こういった日本の過去の物語は多くの人が好みます。
火をつけるのは大変かと思いますが、一度しっかり火がつけば炎になる可能性は高いと感じます。
今後も江戸バース土地NFTセールがある
さて、デメリットでもお伝えした部分ですが、なぜこれがメリットにもつながるのか。
もしも約8万円で販売された皇居東側の土地の価値が3か月後に5万円に値下がりしてしまっていたらどうでしょうか。
ゲーム自体は2023年末の正式リリースですが、土地NFTはOpenSeaでも売買出来るようになるはずなので、こういった事態は起こり得ることです。
(※OpenSeaを利用するためにもコインチェックは必ず登録しておきましょう。)
その場合、次に販売される土地に8万円も出す人はいなくなるのが普通です。
どうしてもリリースまで遠いゲームはNFTセールで買ったものが値下がりしてしまうケースが多いのですが、運営側が3か月ごとに売りたいというならここの対策も期待出来ます。
もちろん希少価値という点では嫌な部分です。
しかし同じ土地は1つもありませんし、全部の土地が売れるまで『江戸バース内の土地』という全体的な価値を運営サイドは絶対に下げたくないわけですからいわゆるマーケットメイクに期待をしたいです。
株界隈でしか話題になっていない
NFTゲームでありながら、暗号資産の界隈で話題になっておらず、株界隈で話題になっているというのは先ほどのクレープの例でもあるように大きな違和感です。
しかしこれは裏を返せば少しでも仮想通貨、NFTゲーム界隈で認められれば一気に加速する可能性も秘めている状態と言えます。
NFTゲームに精通している人たちがどれだけ話題にしても(別のNFTゲームを)、株界隈の人たちがそのゲームを始める可能性は非常に低いです。
こういうケースでは人間の腰はどうしても重くなりがちですから。
しかし反対は即座に反応してくれる可能性があります。せっかくですから先ほどの例を使いましょう。
- クレープ好きが新規のクレープ屋さんを話題にしていても和菓子好きの人たちはなかなか興味を示さない
- 和菓子好きがおいしいクレープ屋さんが出来たと騒いでいるのをクレープ好きが知ったら皆食べてみたくなる
この図式はきっと成り立ちます。
もちろんまずはクレープ好きの人たちの誰かが食べて実際においしいという話題を広げてくれる必要があります。
NFTゲーム界隈のインフルエンサーが江戸バースを試しにやってみたら面白い(正式リリースは2023年末ですが・・・)となれば一気に広がることでしょう。
土地を買ってみたという話だけでも広がる可能性はありますね。
ですから仮想通貨界隈で全く話題になっていないという点は、良い方に出るか悪い方に出るか現時点では判断が難しいところでもあります。どちらにも転びますね。
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まとめ
これがソーシャルゲームでしたら単に楽しみたいという話だけで済むのですが、NFTゲームになるとどうしてもゲーム性よりも稼げるかどうかが焦点となります。
ですから良い点をメインで見たい気持ちはあっても、むしろここは悪い点を重点的に見ておくべきだと思います。後からこんなはずじゃなかったと思っても遅いですからね。
私ももちろんEarnゲームとして考えています。
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今回土地NFTセールには参加しますが、当然ゲームリリース前のOpenSeaでExitというケースも想定しています。株式投資においても銘柄惚れというのは厳禁です。
現時点では期待をしていますが、急に興味がなくなることももちろんあるでしょう。(投機対象として)このあたりはご了承下さい。
最後に理想的な展開を書いておきます。あくまで理想ですからそう上手くいくとも思っていません。ただこうなったらいいなという戯れ言です。
- USDCセールで複数の区画を購入
- 1.5倍~2倍に値上がり
- 投資した金額分をOpenSeaで売却
- 2023年末の正式リリースを待つ
- ゲームで頑張って稼ぐ
つまり、株式投資で言えば恩株、STEPNで言えば原資回収という状態をOpenSeaでの売却により作り上げ、後はダメになっても損はないからゲームに没頭という形です。
都合が良過ぎる計画ですが、不可能とも限りませんよね。
少しでも話題となり広がれば可能性はあるはずです。
この状態にさえなればゲーム内での稼ぎはそのまま利益になるわけだし、損するリスクは消えるので全くハラハラソワソワすることなく江戸のメタバースを楽しめますから。
最後に夢物語を語ってしまいましたが、まずは事実をきちんと整理し、デメリットを強く意識し、その上で実際の購入に踏み切るか判断するようにして下さい。
7日のNFTセールのみならず、今後の土地セールに参加する場合も覚えておいて損はないはずなので、こちらを参考にして準備をしておきましょう。
毎回のように日本円セールがあるとも限りませんからね。
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夢は大きくもリスクも大きい世界であることは今一度再認識してから行動しましょう。