12月4日、予定通りCOMSAがZaif取引所に上場し、取扱い開始となりました。18時の上場になったわけですが、直後は予想通りサーバーダウンで大混乱になっていました。
しかしすぐに復旧し、その後は完全なサーバーダウンはすることなく、良い意味で期待を裏切ってくれた形となりました。これは本当に想定外でした。
もくじ
COMSA上場直後の値動き
上場からサーバーダウンするまでの動きは割愛します。取引出来た人自体がほぼいないと思いますので。
復旧してからは130円前後で少しの間取引がされていました。これはETH属性もNEM属性も同じです。
しかしそこから徐々に売り込まれ、110円前後までくると、一足先にETHが陥落。
100円割れまでいくと、NEMも追従で100円割れへ。
両方が90円台前半まで落ち込むとZaifチャットは総悲観というより怒号の嵐でした。
しかしその後NEM属性が一気に112円まで駆け上がる動きを見せました。当然ETHも追従・・・と思いきやなかなか100円の壁が越えられずに苦労していたのが印象的でした。
NEM属性がさらに値を上げると、さすがにETHも100円の壁を突破し、追従。
ただ、このあたりから2つの差は顕著になり、大きな差になってきました。
売り手不在の急上昇
NEM属性は明らかに板が薄く、売り手不在の印象を受けました。それに対してETHはなかなか売り板も厚く、時々出る大きな投げ売りもあって印象が悪かったです。
NEM属性は180円まで一気に駆け上がっていきました。さすがに短期でこれはやりすぎ・・・
それが私のようなタイプの考え方です。今回はたまたまそこで止まりましたが、いずれは常識の通用しないような上昇相場を見せて欲しいと思っています。
ETH属性も追従して上昇したので、私は短期売買予定分を137円と147円で売りを入れました。
137円は無難に売れましたが、147円は現時点でも復旧後の最高値であり、私の分は部分約定という形でかじられただけになってしまいました。もう少しだけ下に入れるべきでした。
ERC20とMosaicの差
これは正直想定外でした。今後、ICOでCOMSAを使う際、CMSトークンとして統一価格になる可能性もあれば、それぞれの属性価格がそのまま適用される可能性もあり、わかりません。
しかし、「わからない」状況であれば、憶測が相場に反映するわけですから、どちらを選んだとしても、差が開けば高い方が売られ、低い方が買われると思い込んでいました。
アービトラージのような売買も続出すると考えていたのです。
しかし私の思惑は見事に外れ、ETH属性は完全に取り残されました。
この記事を執筆している12月4日23時40分現在で、NEM属性が168円、ETH属性が139円でその差29円・・・20%もの開きがあるわけです。
そして私はもちろんハズレのETH属性に変換していました。
Zaif信者はNEMに行くと予想したため、NEM属性の方が値動きが重くなる。
そう予想してERC20にしたのですが、私の予想なんてこんなものですね・・・。
次回への糧に出来たらと思います。
COMSAの注文が通らない
属性による差は置いておいたとしても、どちらも注文が通りにくいという点は同じです。
サーバーダウンしていないだけマシではあるものの、注文は数十回注文してやっと1回通るか通らないかという状況ですので、かなり取引している人たちはストレスを感じていると思います。
連打したり、複数の媒体から注文をすることで試行回数を増やしました。
また、やっとの思いで通った注文を取り消したいと思った時も、取り消すまでに少し時間がかかりました。
ここまでの経験から、サーバーダウンしていないだけで幸せを感じてしまっていましたが、よくよく考えると注文が通らない取引所というのもかなりまずいですよね。
やはり早急にサーバーは改善して欲しいものです。
0時25分現在、先ほどよりもさらに注文が通らないイメージです・・・。
12月5日12時30分追記です。
今もまだ注文が通りにくい状態です。注文の通りについて質問をいただきましたので、画像とともに説明します。
まず、買い注文でも売り注文でも、ボタンが押せるかどうかが重要です。
- 注文ボタンを押す
- 画面が少しだけホワイトアウトすれば押せたことになる
- 注文を受け付けました(緑文字)or取引は一時的に利用出来ません(赤文字)
- 通らなかった場合は1に戻って緑文字が出るまで繰り返す
- ボタンが押しにくい場合は連打も手段の1つ
上の画像が注文が通らなかった際の赤文字になります。ボタンが押せないことも多いので、その場合は連打をするとホワイトアウトしてくれます。
連打と言っても、ボタンが押せない状態を連打していて、ホワイトアウトするのは1回ですので、この行為がサーバーに大きな負荷をかけるわけではないと思います。
短い間隔で拒否されると下のような状態になります。
お昼の段階で、出来高が全然なくなっているので注文くらい通ると思うのですが、全然通らないので不思議です。
COMSA(コムサ)ICOの総括
Zaif取引所には大きな課題が残るものの、私はQASHに続き、このCOMSAもここまでは大成功と言っていいと思います。
確かに一時90円台前半まで落ち込みましたが、それを言うなら初値は130円付近ですから、そちらの価格を優先してお話するべきということになります。
それに130円から90円台の突入した際、またそこから回復した際も、板がかなり薄い状態でしたので、ほとんどの人がポジションの変化もなかったものと思います。
それゆえ、ICO参加者はほとんどかなりの含み益が出ていると思います。
もしもCOMSAに対して懐疑的な感情を持っているのであれば、今のうちに売り抜けることでも利益が確保出来るわけです。
COMSAを信じてホールドする組としても、上場後に買うより、ICOに参加しておいて良かったと言える状況だと思います。
かく言う私もCOMSAには他ICOよりも多額の資金を入れていたため、この結果にはひと安心といったところです。短期売買分は満足のいく利益も出ましたし、あとはCOMSAのICOに期待です。
COMSAは上場がゴールなんかではなく、これから先たくさんのICOを担っていくわけですからね。むしろここからがスタートということになります。
まとめ
株式投資においては、時価総額が100億、200億ともなると値動きは相当重くなるものですが、仮想通貨やICOされたトークンになるとやはりそこは土俵が違うな、という印象です。
今後ICO全体がどうなるかはわかりませんが、禁止にならない限りはこれからもICOには積極的に参加していこうと思いました。
もちろんホワイトペーパーを何度も何度も読み返し、自分でいける案件だと思ったら参加という慎重な姿勢は徹底していきたいと思います。
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とりあえず本日は、長いこと追い掛けてきたCOMSAの上場に素直に乾杯!