COMSAについての見解と意見をいくつか記事に書いてきましたが、時間の経過とともに、色々と情報も増えてきました。そしてここに来てのキャンプファイヤー炎上など・・・。
もはや追記では追い付かないので、9月30日、10月1日、そして本日10月2日と週末を使って私なりに色々とまとめてみました。
全ては私の個人的見解ですので、あらかじめご了承下さい。
COMSA(コムサ)への不満と不安
期待よりも不満と不安を先に書かせていただきます。
今回のキャンファイヤー炎上事件については、炎上している内容ほど私は不満や不安を持っていません。先日の記事でも書いたように、キャンプファイヤー側から大きめな燃料が投下されました。
そしてそこに自分で着火(Zaifのサーバーダウン)してしまった感じになり、大炎上という結果となりました。
-
キャンプファイヤーのICOが中止でCOMSA(コムサ)に緊急事態発生
土日の大切なお休み前、それもプラミアムフライデー。そんな素晴らしいタイミングでCOMSA(コムサ)の話題は荒れ放題になっています。実際私自身も3分くらい慌てていました。 COMSA(コムサ)は単なる金 ...
これは、見た目こそ派手ですが、IPOでも上場延期や取り消しがあるように、何があるかわからない世界です。それがいきなり一発目としてきてしまったものだから、より派手に燃えました。
もちろんキャンプファイヤーのICOに期待してた人も多いかとは思うのですが、全ては「儲かりそうだから」ですよね。それが消えた今、売り煽りにとっては最高の燃料、材料となるわけです。
沈静化させる最も有効な手段は「もっと儲かりそう」な案件を発表することですね。
結局、つまるところ投資の世界は全て欲で渦巻いているわけです。儲かるか、損するかの2つしかないわけで、儲かった人は静かに笑い、損をした人が大声をあげて騒ぐ。
だからこそ世の中には不満の方がはるかに多く溢れるわけです。
色々な意見を見ても、最終的な判断は自分です。一時の感情に流されないように気を付けましょう。もちろん私の意見も「色々な意見」のうちの一部と考えて下さいね。
本当のCOMSAへの不満
上記は私は大した不満がないと言いました。でも、不満がないわけではありません。というか、けっこうあります。私は8月11日にCOMSAを友人から聞き、それ以来ずっと注視してきました。
ホワイトペーパーも数十回読んだと思います。しかし、少しずつ私の中で「嫌だな」と思う案件が出てきました。
- Zaifトークンにメリット付与
- タイムボーナスはいいけど、その内容の不明瞭さ
- 買い方のアナウンスと個人情報
今、ネットを調べても恐らくはキャンプファイヤーのこと一色で、本当に危惧すべきこと(私の考えで)は見つからないと思います。私はもっと知っておくべきことがあると思います。
・Zaifトークンにメリット付与
これ、必要ですか?メリットが付くなら買おうと私も思っていた身ですが、正直面倒だなとは思っていました。トークンというのは仮想通貨と違い、それだけでは価値を見出せません。
そこに強引に価値を付けてきたようにしか思えませんでした。と言うより、これをするくらいなら、ZaifトークンをCOMSAという名前に改名して増資をしますと宣言すればいいのでは?という話です。
ここでは2%のボーナスというわけではなく、Zaifトークンにどさくさ紛れで強引に価値をつけたところに不満です。
・タイムボーナスはいいけど、その内容の不明瞭さ
先行者利益を明確にすることと、プレセール参加者との格差を埋める手段として、このタイムボーナスという制度は非常に良いものであることは間違いありません。
そしてこの制度はICOにおいては普通のことでもあるようです。
ただ、問題はその内容が鮮明でないという点です。
仮に100万円の投資を14%期間にしたとします。そしたら、このボーナス14万円ってどこから捻出されるの?という点です。私は当初、良い方に解釈してしまっていました。
- 100万円購入
- トークンセール終了でロックされると100万円分追加発行
- テックビューロが所持することになる40万からボーナス14万付与
この流れしかないと思っていたのです。しかし、プレセール参加者からいただいた情報によると、購入証明書には、ボーナス20%分も「買った」ことになっていたとのことです。
それを加味して考えたら、こういうことなのかも?という結論に至りました。
- 100万円購入
- 14万円自動的に発生で114万円購入したという領収書発行
- トークンセール終了でロックされると114万円分追加発行
- テックビューロの所持権利は40万ではなく、45万6000円となる
もう一度言いますが、私の個人的見解ですよ。ただ、いただいた情報から考察すると、上記グレーボックス内よりも、この黄色ボックス内の流れと見る方が自然だと思うのです。
これは本当に嫌です。購入者側に便宜を図ったように見せかけて、結局は自社利益を増やすのが目的ではないかと言われても仕方ない部分でしょう。
誰かが100万円買うことで、タイムボーナスの14万と、追加発行の114万で計128万が湧いてくる仕組みですからね。
もちろん追加発行分は、簡単に売られないから売り圧力にはならないと思われるのですが、100万円購入で128万円増えるという考え方はちょっと「おかしい」と言わざるを得ません。
まぁ、全ては憶測です。つまり、タイムボーナスがどこから14%捻出されるか不明瞭だという点が不満です。
・買い方のアナウンスと個人情報
10月2日からトークンセールが始まるのだから、9月中旬頃には個人情報の登録を要求されたり、COMSA購入の方法などがアナウンスされるものだと勝手に思っていました。
しかし、待てども待てども来ない。これもプレセール参加者様からいただいた情報ですが、pdfファイルで購入証明書が発行されるそうです。
- COMSAを購入
- 購入証明書が発行される
- そこに記載されているナンバーや暗号をCOMSAダッシュボードに打ち込む
- 自分のCOMSA残高に反映
このような流れになるのでしょうか?これは憶測と言っても全然ピンときません。
きちんとした通貨というわけではなくとも、投資側からすれば、FXであろうと、株式であろうと、仮想通貨(暗号通貨)であろうと、トークンであろうと同じことです。
きちんと個人情報を照会して、購入出来る制度の方が安心出来たと思います。
ですから、このような後手後手対応で、トークンセール間近になっても個人情報を登録する必要がないという点に不満です。
COMSAへの不安
今度はCOMSAの不安です。キャンプファイヤーのICOが・・・プレミアムウォーターが・・・今後ICOする会社が・・・?
違います。違いますよ。それはいわゆる「儲かる可能性が・・・」と言ってるのと同じです。
それは投資の世界では当たり前のことであり、そこまで騒ぐことではありません。もちろん炎上記事で書いたように、これだけ注目された案件が子どもの喧嘩のような醜態を晒している。
そういう炎上しても仕方ない部分はありますが、COMSAの本質やプロジェクト全体に対する不安にはあまり直結しません。
私が最も恐れるべきと思っているのは、日本政府によるICO規制やICOの禁止です。
中国で規制され、韓国でも9月29日で規制が発表されました。アメリカでも一時のICOバブルのような勢いはないという記事も目にしました。
流れ的に日本でも規制されてもおかしくないわけです。ただ、日本はしたたかと言いますか、こういう時に中国や韓国から流れてくる、言わば投資難民の受け入れも商売にするようなところがあります。
そういう意味では、しばらくは平気だろう、という見方も出来たはずなのです。
しかし・・・しかしです!こういう騒動は間違いなく目に付くはずです。ですから、今回のキャンプファイヤーICO中止というニュース自体が不安になるようなものではないのですが・・・
今回の件で、日本国内でのICO規制やICOの禁止という議論に発展してしまうことが不安です。
ただ、COMSAのトークンセールが始まってから規制された場合は返金処置でしょうし、上場後に禁止された場合は、COMSAトークンが消滅するわけでなく、単なる金融商品として売買されることでしょう。
そう考えれば、COMSA単体での案件ならばそこまで考える必要はないのかも知れませんね。
COMSAへの期待
これだけ不満と不安を書き殴っておきながら、今さらCOMSAに何を期待しているの?と思いますよね。
私の専門は株式投資ですが、投資という分野はいつだってどこだって、どれだって本質は同じです。
捨てる神あれば拾う神ありなのです。
今回の騒動で、COMSAトークンセールでの投資額を引き下げる人は非常に多くなるでしょう。それは憶測ではあるけれど、かなり自信のある部分です。異論もないと思います。
仮にトークンセール全体で見ても購入される額が減るとどうなるか考えてみます。
- トークンセールでの購入量減
- 追加発行されるトークン減
- 騒動のおかげでスタート時の時価総額が下がる
- 値動きが軽くなる
これは、憶測ではなく事実です。トークンセールで購入される量が減れば時価総額が下がり、値動きは軽くなるのです。つまり、上場後に投機資金が入り込む可能性も上がるのです。
もちろん、値動きが「軽く」なるわけですから、暴落時のリスクも高まるわけですね。
先にまとめてしまいますと、COMSAの当初の魅力は・・・
ローリスクローリターンだけど、長期利用することでハイリターンを期待だったはずです。COMSAトークン自体の価値の上下はそこまで激しくならずとも、COMSAを使ったICOで成功しよう。
こういう目的が一番であり、「投資」という性格のものでした。今回の騒動で・・・
ハイリスクハイリターンになったということです。COMSAやテックビューロ社への信頼は下がったので、時価総額が下がると予想する人が増えるでしょう。
しかし、皆がいらないいらない、と言ってトークンセールの参加者が想定以上に下がると、トークンセール終了で流通量はロックされてしまいますからね。希少性は大きく上がります。
そうなると、COMSAを使ってのICOうんぬんではなく、COMSAトークン自体の値上がりで儲かる可能性も高まるわけです。もっとも、上場後もいらないって人ばかりだと危険も大きいです。
だからこそ、ハイリスクハイリターンになったということです。これも、事実ですね。
私のシミュレーション
このように、ハイリスクハイリターンになったことで、買い控える人も増えますが、やはり上記のような流れを予想する人は、逆に買うという思考に流れると思うのです。
リスク回避型もいれば、リスク選好型もいる、ということです。ですから、なんだかんだトークンセールで買われる金額もあまり変わらないのでは?という可能性も考えています。
繰り返しになりますが、腹を割ってしまえば、投資の世界にいる人たちのほとんどは「儲けたい」という思考が原動力なわけです。
私とて、COMSAでのICOが楽しみという気持ちもありますが、もしそれ以前にCOMSAトークンが高騰して利益が出るなら、その方が簡単に儲かるわけで、そちらの方がいいに決まっています。
忘れるべきでないのは、今回の炎上は、プレセール参加者には不安を与えてしまっているのですが、それ以外の人たちはまだ「1円たりとも損していない」わけで、何も被害などないはずです。
また、トークンセールは11月6日まで行われます。
リスクを回避しつつもCOMSAを買いたい人は、タイムボーナスの14~5%に固執せず、11月6日ギリギリまでテックビューロ社がどのような対応をするのか、どのような発表があるか見極めればいいですね。
全て自分で納得した状態で投資をするようにしましょう。
私は本来リスク回避型なのですが・・・
- 2012年 パズドラ?携帯ゲームなんて・・・とスルーしたら3765ガンホー爆上げ
- 2013年 アベノミクスなんて・・・とスルーした乗り遅れ
- 2013年 mixiは時代遅れでしょと思ってたら、モンストで2121ミクシィ爆上げ
- 2015年 フィンテック革命?何それと思っていたら仮想通貨関連爆上げに乗り遅れ
- 2016年 トランプショックを陰で見てたらトランプバブルに乗れず
- 2017年 ビットコインや仮想通貨なんて一時的と思いスルーしてたら爆上げ
もう懲り懲りなんです。後手後手に回って何もせず、後から「こうしておくべきだったのか」
と考えるのはもう懲り懲り!ですから、やらずに後悔するよりやって後悔する!
今回のCOMSAについてはもう自分でそう決めましたので、投入予定金額は元々の予定と変えずにいきます。
ただ、購入時期に関しては、やはり少しでも後ろにズラして、テックビューロ社からの発表を少しでも見て、明瞭度が増してからにする可能性が高いです。
あくまでも私の個人的な見解と狙いと予定ですからね。十人十色、皆さまも色々と考えていることでしょうし、後悔しないようご自分で判断して下さい。
今すべきこと
- COMSAへの事前登録(残り21時間)
- Zaifの登録(COMSA上場後の売買用)
- bitFlyerへの登録(セキュリティやサーバー面でZaifが不安+ビットフライヤーは強い)
- オマケ:ビットバンク
への登録(取引所は複数開設すべき+唯一リップルを板取引可能)
- オマケ:GMOコイン
への登録(イーサリアムスプレッドが断然お得+セキュリティ面)
しつこいようですが、私たちが出来ることは、このように「準備」しかありません。そしてCOMSAは事前登録さえしておけば、11月6日まで購入を迷い、自分で選択することが出来ます。
しかし、事前登録をしなければ、泣いても笑ってもトークンセールで買うことが出来なくなってしまうわけです。
つまり登録するだけならメリットのみです。こんな騒動があったものの、登録者数の増加ペースはここ数日で伸びています。
駆け込み需要もあるかとは思いますが、実際COMSAトークン買い控えの動きが加速するようなら、逆にチャンスと捉え買ってやろうという勢力も中にはいることでしょう。
全ての賽はもはや投げられているわけで、私たちにはどうすることも出来ないわけですが、予想したりするのも投資の醍醐味、楽しみの1つです。
今週の株式市場
今回の騒動では、3853インフォテリア、3807フィスコ、2315カイカあたりの株価に影響があるかも知れませんが、本当に軽微なものと思います。
先週は新興マザーズ指数が上昇しましたが、ノーベル賞を見越したフライング買いがバイオセクターに入っていまして、それが全体を押し上げたようにも見えました。
そして何より残念なのは、いかにマザーズ指数が伸びようとも、ひと時前に一世を風靡していたゲームセクターたちが全く反応しない・・・それどころか値下がりし続けている点です。
これだと新興小型株が好きな人たちは投資先を迷ってしまう展開になってしまいます。
このことを見ても、やはり投資は何事も「旬」でなくてはいけないんだと再確認出来ますね。
ただ、先週あたりからは、市場全体にも活気が戻りつつあるように見えますので、期待したいと思います。
マルチモニターと無料情報による銘柄収集はもちろんやります。
-
無料情報サイトで勝てる銘柄探し|デイトレで勝つために
無料の株情報サイトは数多くあります。無料メルマガで銘柄を配信したりしているサイトが多いでしょうか。その多くは、有料情報サイトを運営しているところの無料会員用ですね。 この無料情報、実は使い方によっては ...
そしてストレスを感じたらこれですからね。多分効いていると思います。
まとめ
今週はCOMSAのトークンセールも始まりますし、デイトレもきちんと結果を残さねばならない。そして生徒の中間テストがあり、子どもの運動会もあるということで、個人的には激動の週です。
しかし、だからこそ充実の週となると思いますし、全てに全力で行きます。