2020年後半からビットコインが大きく上昇しています。最初のうちはビットコインのみの上昇でしたが、徐々にその他アルトコインにも波及してきました。
まだまだトークンや草コインは安いままですが、もしかしたら・・・。
ビットコインは果たしてバブルと言うべきなのか、それともまだまだ上り坂なのか。
私自身も実に2年半ぶりに仮想通貨(暗号資産)を取引しています。
株とビットコインの対比
2020年、コロナショックの後はコロナバブルとなり株式市場は大いに盛り上がりました。
ビットコインに目を向けてみると、元々100万を超えていたところから一気に半値に落ちたもののすぐに100万を回復したままヨコヨコな動きが続いていました。
そして年末にかけて急激に伸び始め、2021年年始には一気に史上最高値を更新し、一時400万円をも突破しました。この上昇速度があまりに速かったために少し騒がれもしました。
しかし過去最高値を突破したということは、言ってみれば全員含み益状態。
これは株においても青天井となりやすい場面であり、かつ3年という長い月日をかけてこの史上最高値のシコリを完全に解消したわけですから、そこまで不思議な値動きではありません。
実際株式市場の方がギャンブル性はないわけですが、その株式市場でさえ5倍以上になるような銘柄が続出したわけですから、株との対比で言えば決してバブルではないという見方も出来ます。
次は2017年、大きく騒がれた当時の値動きとも対比してみましょう。
2017年のビットコインと対比
2017年5月に私はビットコインと出会い、そこから物凄くストイックに勉強をしました。
当時20万そこそこでしたが、年初8万円からすでに約3倍。株式投資のデイトレで逆張りをメインとしていた身としてはすでに高すぎるというイメージがありました。
しかし株をしている人でさえなかなか知る機会がない商品であることもまた事実でした。
そこで思い切って仮想通貨のトレードを始めました。
20万から50万になり、懐疑の時期に突入しました。そこではまだいけると思いましたが、70万を突破するとさすがに行き過ぎと感じていったんリカクもしました。
しかしそれをあざ笑うかのように100万を超え、ここはもう1勝負と考えました。
この時点で年初から10倍以上、私が最初に買ってからも5倍となっています。
ただここで言えることとしては、まだ投資に関わっている人、つまり株式投資やFXなどをしている人にしかあまり知れ渡ってなかったということです。
また、この時期はビットコインが上がればアルトコインは下がり、ビットコインに大きな急落があるとアルトコインが一斉に上がるような動きも目立っていました。
もしかしたら仮想通貨投資(投機)をしている中だけの資金の循環なのかも知れないと考えました。
年末になりテレビを含め様々なメディアが仮想通貨を取り上げるようになりました。
億り人特集も組まれました。
そんなメディアの煽りもあってか仮想通貨はビットコイン、アルトコイン、トークンが一斉に上がる事態となりました。ついには親戚の集まりで投資に関係のない人たちまでビットコインの話をしていました。
そこで私は「ここまでだな」と感じ、いったん手を引きました。
実際にはその時に売る手段のない通貨も持っていたので全撤退は出来ず、最後に多少痛い負けもしたのですが、ビットコインは240万をつける直前の220万あたりで完全撤退をしました。
最高値を見れば1年で実に30倍、私が知った5月下旬からでも12倍です。
そう考えると2020年後半の100万から2021年の年初にかけてはたかだか4倍です。
起点をコロナショック時の一瞬つけた安値約50万としても8倍強なのです。
インパクトは強烈ですが、実は2017年と比べると大きい上昇ではありません。
また、何より全く騒がれていませんよね。
確かに仮想通貨、暗号資産取引所のテレビCMは見るようになりました。しかし世間で株高のニュースは流れども、ビットコインの史上最高値なんて放送されていません。
2017年に熱狂、2018年に失望、そして2019年に忘却されたままなのです。
私がビットコイン・仮想通貨を再開した理由
元々仮想通貨から撤退する時、いずれまた盛り上がる可能性はあると書きました。
そしてその時は再開するとも書きました。
ただ今回再開したのは単純にそれだけではありません。
コロナ禍において量的緩和が続く法定通貨はどんどんお金が刷られている状況です。いくら稼いだところでお金の価値そのものも薄まっていくのではどうだろうという疑問もあります。
実際に行き場の失ったマネーが集中することで世界の株式市場はバブルとなっているという見方も多いです。
それも上がり過ぎを感じるようになってきたのであれば・・・。
次なるマネーの流入先を皆探しますよね。
ビットコインに量的緩和はありません。発行上限は決まっていて約束されています。
株式投資で言えば増資がないのです。ワラントのような心配がないのです。
そして値動きも軽い。
なるほど、マネーの流入先としてはありだと感じたからです。
私の戦略
元々が逆張り派だけあって、今から新規ビットコイン買いはさすがに躊躇します。
実は昨年100万あたりから所持していたため、現時点である程度余裕も出来ているので、とりあえずビットコインにおいてはそのままホールドをしていく予定です。
問題は周りのコインです。
先ほどの2017年との対比で言えば、まだまだ一斉上昇の時期は来ていません。
ならばアルトコインの中でも知名度が高いもので、かつイーサリアムのようにすでに上昇しているものを除き分散投資をすれば・・・。そういう思いでいます。
250~最大500万円あたりまでで分散投資、いや、分散投機を試すつもりです。
もしビットコインに大きな暴落があっても、2017年のようにアルトコインに資金流入があるかも知れない。
このままビットコインが一気に上昇する場合は、今度こそ連れ高の一斉高となるかも知れない。
アルトコインは実際まだまだ昨年末からの上昇があまりないから落ちても限定的。
このようにリスクリワードの観点からも勝負をする価値はあると感じています。
仮想通貨取引を始めるべきか
ここから先、ビットコインや他仮想通貨が上がるか下がるかに関してはわかりません。
しかし今こうしてこの記事を読んでいるということは、現時点でビットコイン、仮想通貨やトークンに興味があるということではないでしょうか。
それはつまり順張り気味に銘柄を見つめている状態かと思います。
順張りいおいては即買いが鉄則です。
いったん押したら、いったん下がったらと考えているうちは押し目待ちに押し目なしでどんどん上がっていきます。実際けっこう大きな下落は時々目にしますが、即戻してしまっています。
上がるか下がるかは別として、今興味があるならば絶対にイマ始めるべきです。
なぜなら、今興味があって見ていて、「今始める」ことが出来なかった場合は2つの未来しかありません。
- さらなる上昇を見て我慢出来ずに買い(ジャンピングキャッチのリスク増)
- 押し目待ちのつもりが下がったら終わりを感じてスルー(結局戻っても始めない)
いかがでしょうか。どうせいつか始めるのなら今であり、今始めないのであれば上昇局面は見ないようにした方が良いかと思います。
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取引をする仮想通貨取引所
私自身は2017年に本格的に参入し、2018年にいったん手を引いていました。
しかし2020年後半には再度着手し、現在ではそこそこコインを購入しています。
ただ以前のように海外取引所は使わなくなりました。現在の情勢を考えるとやはり国内の方が安心だからです。
私が現在も使っている取引所は以下の3つです。
この大手3社で十分かと思います。特にコインチェックとザイフを私はよく使っています。
※人気のリップルのトレードをしたい方はQuoine社のLiquidが必須です。
ビットコイントレードならコインチェックが一番わかりやすく、トレード画面もわかりやすいかと思います。アルトコインはトレードではなく両替のような販売所となります。
それゆえ手数料は高いのが注意です。
これはビットフライヤーも同じです。
ただ、販売所というのは悪いことばかりではありません。一気に多くの金額を買いたい場合、板がなくとも一気に同じ値段で買えるので、大口取引においては実は有利なのです。
ザイフはアルトコインもトレードが出来るので手数料はかからず、頻繁にトレードをする分にはオススメです。
いずれにしても3社全て開設してしまい、用途に合わせて使えばいいと思います。
私は3社全てに入金してあります。ビットコインは株と違い、各社ごとに価格差が出ることも多いので価格差をうまく使って優位にトレード出来ることもあるからです。
リップルはコインチェックでも扱っていますが、こちらは販売所になります。
スプレッドなくトレードするならばやはりLiquidですね。
まとめ
ビットコインの上昇は確かにすごいです。しかしこれをバブル、上げ過ぎと言うのであれば株式市場は超バブルであり、超上げ過ぎという言い方も出来ます。
そもそもバブルかどうかという議論はバブル崩壊後にしか答え合わせが出来ません。
ならば今はバブルだ、そうじゃないという議論になっているところに目を向けるのが得策かと思います。
これはつまり懐疑の時期と言えるのではないかと私は考えました。
リスクは当然考えつつ、昔を懐かしむトレードが出来たらなと思います。