こんにちは。欲深きは人間たる所以、人間である証でしょうか。
もちろん、すでに勝ち組であるトレーダーさんであれば、この考え方も現実味がありますし、まさに目指す最終地点であると言えましょう。
しかし、デイトレで勝てないうちから、「損切りは早く、リカクを伸ばしたい」と思っていても、絶対・・・は言い過ぎでしょか。9割以上は勝てるようになれないと思います。
この損小利大はトレーダーの最終目標と言ってもいい地点ですので、簡単にたどり着ける境地ではありません。
もくじ
損小利大の難しさ
なぜ、この損小利大は目指す人が多いのに、ほとんどの人が達成出来ない、たどり着けない境地なのでしょうか。
ズバリ人間の欲深さが大きな原因だと私は考えています。
損小利大の内容を現実的に考えてみましょう。
損を小さくするわけだから、ロスカットラインは厳しめになる
→ロスカットラインに抵触しやすいので勝率は下がる
利益を伸ばしたいから、少しの利益ではリカクをしない
→利益がそこそこ乗っていたのに株価の暴れでロスカットになりやすい
そうなんです。どうしても損小利大を取りにいくと、勝率は下がってしまいます。でも、それでいいのです。10回入って1勝9敗でもトントン、2勝8敗ならば勝ち。3勝7敗なら大勝ち。
このような勝負こそ、損小利大の魅力であり、強味になるわけです。
勝率も求めてしまう
この勝率の悪さをきちんと受け入れていれば良いのですが、どうしてもこれを受け入れられる人は多くありません。当たり前ですよね。
入れども入れどもロスカットになってしまっていては心も折れてしまうのが普通です。
そこで、多くの人はこの損小利大に加え、勝率も求めてしまうのです。
しかしそれはですね・・・本当に一握りです。プロ野球選手で考えてもレジェンド中のレジェンド。殿堂入りするような選手の中でも、さらに上位の選手という位置付けです。
努力を重ね、勝てるようになってから考えるのであればいいと思います。
しかし、デイトレで勝てないうちから、そういう場所を求めてしまう人が非常に多いと思います。
そのように、いきなり頂きを目指して株式投資をしてしまうことが、自分を過大評価することにつながってしまったり、ロスカットが出来ない思考回路を作り上げてしまっている可能性もあります。
これを修正していくには、やはり現実をきちんと受け入れ、「イマ」出来ることは何なのかをきちんと把握し、実行していくことが大事だと私は考えています。
まずは負けないトレーダーになる
デイトレで勝てない、負け続けているトレーダーさんであれば、まずは負けないことを目指しましょう。月単位でトントン以上を目指します。
負けている人の多くが、たくさん勝とうとします。すぐに全てを取り返そうとします。
それも上記の例と同じで、いきなり何段も上を目指してしまうことになります。
ただ、ここで一つ大きな注意点があります。
確かに一歩一歩確実にという意味で書いていますが、それを目的にだけはしないで下さい。ここで言えば「負けないトレーダーになる」ことを目標にしないということです。
当たり前の通過点という位置で設定するだけです。
ボーリングで言えば、「ピンを狙うと遠すぎるから、手前の三角マークのスパットを狙うんだよ」というのと同じです。
負けないトレーダーになることを目標にする期間が長すぎると、脳がそれを成功地点と勘違いしてしまい、結局は負けないけど勝てないトレーダーになってしまう可能性が高いです。
達成したと思ったら、すぐに次を設定することも大事な作業です。人間は現状に満足してしまったら、そこで進化が止まってしまいます。目先の目標をきちんと修正しながら設定しましょう。
損中利小はいかがでしょうか
私は損大利小の典型、つまりコツコツドカン型の典型でした。それもかなり重症でひどいタイプだったと思います。
35連勝くらいしか後に2~3連敗でその期間の勝ちを全部吐き出したこともあります。
よくそんなことの繰り返しでデイトレーダーを辞めなかったな・・・と今思い返すと、感心してしまいます。(嫌味的な意味で)
なんとかしなきゃ、なんとかしなきゃと思いながら続けているうちは、決して好転することはありませんでした。そこで自分で自分に具体案を出しました。
- 損小利大は無理
- 利大狙いでは損小は絶対に無理
- 損小利小でOK
- それでも無理だった
- 損中利小を狙おう
このような流れでした。3番であるように、損小利小ならばいけるかな?と思ったのですが、やはりロスカットを嫌ってしまうため、なかなかそれも出来ませんでした。
そこで、損中利小を目指しました。リカクを1とするならば、ロスカットはその3倍額までを許容するというものでした。
もちろん本来は褒められる目標ではありません。しかし、後に損小利小に発展させることを前提で目標を立てたのです。
かなり甘い設定でもあったため、これを達成することは簡単に出来ました。
そしてその後、損小利小に持っていくことも出来ました。
このように、高すぎる目標は難しくとも、近くの目標は案外簡単に手が届きます。
また、それだけでなく、目先の目標は「手が届きそう」ということもあり、そこに向けてがむしゃらに努力する傾向にあります。
「自分は完璧じゃない」「弱くたっていい」と、自分の弱さを認め、受け入れることで大きく世界が変わる可能性もありますよ。
常勝デイトレーダーになるため、日々精進していきましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。株ブログなどを書くことは大きな成長につながるということを書きました。こちらの記事ですね。
-
株ブログの始め方|ワードプレスでデイトレード日記を書く意味とは
※2022年、最新版の情報に内容をアップデートしました。 今回は株ブログの始め方についてです。デイトレードやスイングトレードなど株のトレード日記をブログで公開している人はかなり多くいらっしゃいますね。 ...
しかし、ついつい見栄だったり、恥ずかしさだったりで損した時に記事を書けなくなってしまうこともあるかと思います。負けたっていいのです。
どんなに負けてもそれが自分!まずはその今の自分を受け入れて、先へ進みましょう。
こんなこと自慢出来る話ではないのですが、私は50万負けても80万負けて食事が出来なくなるくらい落ち込んでいても、大引け直後に空元気でブログを更新しました(笑)
そういうことを重ねてきて、イマがあると思っています。
今後も同じように目先の目標を掴み続けるために努力を重ねていきたいと思います。
今の目先の目標はこのCOMSAでもあります。
-
COMSA(コムサ)とは|仮想通貨ICOクラウドセールの魅力と買い方
COMSA(コムサ)って聞いたことありましたか?私は知りませんでした。仮想通貨を取引していたりすれば知っているのでしょうけど、そうでない人には全く知らないものでしょう。 細かい説明をじっくり読める自信 ...
お付き合いありがとうございました。